大会長挨拶
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全国リハビリテーション学校協会 第38回教育研究大会・教員研修会
大会長 古川 勉寛
医療創生大学 健康医療科学部長
兼 研究・大学院部長
医療創生大学大学院 生命理工学研究科長
この度、第38回教育研究大会・教育研修会を医療創生大学 いわきキャンパス(福島県いわき市)で開催させていただきます。福島県いわき市は、気候と海産物に恵まれた東北のハワイと呼ばれる地であり、東京から特急ひたちで約2時間、自動車で約2時間30分のアクセスがしやすい地であります。本大会の会場を提供していただきました新谷幸義先生(医療創生大学総長)をはじめ、Goh Ah Cheng先生(国際物理療法学会(ISEAP)会長・医療創生大学学長代行)にお礼申し上げます。
最近は、国内外を問わず往来が活発化し、日本から海外に出て学ぶこと(アウトバンド),海外から日本に来て学ぶこと(インバウンド)が容易になり知的好奇心をそそられますが、双方の方法で同時に学ぶ機会は未だ乏しい状況であります。そこで、本大会のテーマを「NEXT リハビリテーション教育」として、サブテーマを「アウトバンド・インバウンド対応型教育に向けた準備」と設定しました。アウトバンド・インバウンドにて、同時に学ぶことは比較することを容易にし、内省する機会を提供します。また、本大会では臨床で活躍されているPT・OT・STの先生にもご参加いただけるよう調整しました。それにより、参加者の皆様が様々な情報を得て比較・交流が促されることを狙い、国内外から臨床・教育・研究の達人を招聘し、学び合えるだけの大会企画を設計することができました。
アウトバンド対応型教育:筋骨格系のキネシオロジー著者であるDonald A Neumann先生をはじめ、イギリス・シンガポールでの臨床と教育経験が豊富なChee Wee Tan先生に講師を快諾いただいています。
インバウンド対応型教育:根拠に基づく実践の普及にご尽力されている木村貞治先生をはじめ、田島明子先生、百瀬公人先生等に講師を快諾いただいております。
錚々たる顔ぶれの講師陣と一緒に学びあい、これからの自己能力開発にお役立ていただきたいと考えています。全国リハビリテーション学校協会 会員校の先生方、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の先生方とお会いできること、楽しみにしています。
心より皆様のご参加をお待ちしております。
一般社団法人 全国リハビリテーション学校協会
第38回教育研究大会・教員研修会
大会長 古川勉寛
(医療創生大学 健康医療科学部長)